産業機械に貼付をご検討中のお客様へ

 当社では現在、ビューカル900シリーズ(リンク)とスリーエムスコッチカルフィルムJシリーズ(リンク)
をメインで使用しており、両素材ともに屋外でも約5年の耐候性を持つ優れた製品です。(*1・*2)
特に屋内で使用される機械装置に貼付される場合、一般的な蛍光灯下で僅かな紫外線程度では
貼付から20年以上経過した現在でも著しい退色や劣化は報告されていません。(*2)

*1 屋外耐候性5年(メーカー公称値)屋外で貼付後、雨・紫外線に晒した状態で著しい退色や剥離がみられない事。

*2 海外製品でも屋外耐候性5年以上を謳う素材もありますが気候の違いから実際の耐久性との乖離(かいり)が
   報告されている例があります。

*3 溶剤・擦過(さっか)等に晒される環境下では劣化します。

また一般的なカッティングステッカーの場合、リケイ紙(裏紙)を剥がす際にアプリケーションに文字が付いて来ず、
一部が破れてリケイ紙に残る場合があります。
当社ではこのリスクを大幅に軽減させるため、カットと文字抜き作業終了後、元々付いていたリケイ紙を新規に移し替えて
前述の文字の「破れ」を大幅に軽減させています。
そのため大量のご注文で納品後から数か月間保管をしても(*4)貼付が容易な造りになっていますので安心感が違います。
(↑ Youtube リンク)

*4 デメリット アプリケーションは和紙タイプを使用しています。長期保管では表面が黄ばみます。
          (カッティングステッカー本体の退色はありません)

素材の種類には展示会や短期使用で使用される素材(一例:リンク:カッティングシート・ハルカラー)もあり、
素材自体は屋外長期用に比べて安価ですが、上記の蛍光灯下や間接光でも劣化が顕著に進みます。
これらの理由から産業機械等の寿命が長い製品には、長期耐候性を持った素材を強くお薦めしています。

また、更に長期屋外耐候性を望まれる場合、約8年の(スリーエム・スコッチカルXLシリーズ)と云う最高峰の素材での
製作も承っております。こちらの製品は公共事業にもよく使われますが、通常の国産・長期耐候性と比べても単価に
2倍位の差があり製作価格も大きく変わって来ますので、ご使用になる環境やご予算をご検討された上で
決定された方が宜しいかと思います。

また、一般のカッティングステッカーとの大きな違いは、リスクを軽減させる為に元々付いていたリケイ紙(裏紙)を新規のものに差し替え、
よく有る、文字の「破れ」を大幅に軽減させています。